2010年11月24日水曜日

冬のコースでお待ちしております 前半


徐々に頬に当たる風が厳しさを増してきました
心も体も温まるコースが仕上がっておりますのでご紹介します
まず1品目
"仏産カキとホウレンソウのグラタン"
外の寒さも忘れてしまう程 食欲をそそる焼き色と香り
殻の中にひしめき合うようにふっくらとした仏産のカキ
クリーミーなソースがミネラル分を優しく包み込んでいます
日本のカキと比べると凝縮感のある味わいが
しばらくお口の中に響き 白ワインを引き寄せます

2品目
”白子のフリット、トリュフ風味のヴィネグレット”
柔らかくとろける白子が身にまとう衣は細かな気泡を感じます
上品に且つ食感よく
ミルキーな白子の味わいを香り高くトリュフが後押しする
繊細な口当たりとコンビネーションなだけに
あまり自己主張をしすぎないお相手(ワイン)をセレクトされることをお勧めします

この後に続くお料理にもより興味を抱いていただけるよう
今回は前菜のみと致しましょう

片岡

2010年9月13日月曜日

サンク アロマ秋のメニュー後半


「そろそろ体にしっかりとした物を…」こんな言葉を耳にした
それではこちらはいかがです?
仏・ブレス産コルヴェール(青首真鴨)のロースト 
そのフォワとキュイスのパイ包みを添えて

この一皿で真鴨の持ついろいろな味わいが堪能できるはずです
一口 また一口とその手が止まらなくなるかもしれませんが
赤ワインに気移りすることもお忘れなく 
このコースの最後を飾るデザート
栗のモンブラン 軽い柑橘の香り サンクアロマ風
柔らかく香る柑橘は心地よく 決して重すぎることのない栗の味わいと口当たりは
どちらかと言えばコーヒーよりも紅茶をオーダーされるほうが良いでしょう

今年の秋はどうやら短いようですね
ぜひ一年で最も美味なる食材が揃うこの季節を皆様逃しませんように
*このコースをご希望の方は必ずご予約ください

お電話お待ちしております   片岡

2010年9月12日日曜日

サンク アロマ秋のメニュー


まだまだ残暑が続く中 夕方からの風と虫の声に少しずつ秋の気配を感じられるようになりました
そろそろこの季節ならではの食材を楽しみ始めませんか?今回は5品からなる
秋のメニュー(¥8,800)の中から前菜とお魚料理をご覧いただきます
(*この間にはフォワグラの一皿もございます)
茶豆のムースとホタテのタルタル・コンソメジュレのカクテル
ふくよかな茶豆の味わいが柔らかく口の中に広がり 時おり感じるホタテと茶豆の存在が嬉しくなります
温かいフォワグラをお召し上がり頂いた後には
その日市場でシェフの目に留まった鮮魚にてこちら!
鮮魚・松茸・海老のムースのア・ラ・ヴァプール
カボス風味のブールブランソース

思わず目を閉じてこの香りに時間を忘れてしまうはずです
そっと寄り添うカボスと海老のムース内に隠されたもう一つの”秋”の食感にもご注目ください
それでは後半は次回
 
*こちらのコースをご希望の方は必ずご予約ください    片岡

2010年9月2日木曜日

夏休みのお知らせ

ラ・ターシュ・ド・ルージュは以下の日程で

少し遅れての夏休みを頂きます


9月6日(月)~9月10日(金)まで


この期間以降のご予約はお早めにお電話頂くか

11日(土)AM10:00より受け付けておりますのでご了承ください


miki

2010年7月29日木曜日

暑中お見舞い申し上げます

連日熱中症に関する報道を目にする猛暑が続きますが
そんな夏を楽しみに変える美味しい提案をサンク・アロマからお届けします

8月6日(金)Dinerより8月22日(日)まで
~夏のメニュー~
甘いとうもろこし味来(ミライ)のムース

赤崎産夏牡蛎と岩のりのリゾット

淡路産鱧(ハモ)のフリット ウイキョウのソース

仏・ブルターニュ産ほろほろ鳥のココット蒸し 
              濠産のトリュフの香りを添えて

桃のコンポート アーモンド風味のグラスと共に

コーヒー・紅茶

              お1人様 ¥6,800(税・サ別)

*ランチメニューでは上記メニューの縮小版を¥5,000(税別)にてご用意しております

この中からフレンチではなかなか出合えないハモのお料理をご覧下さい

柔らかに包まれた繊細なハモの食感と味わいをスッキリとウイキョウの香りがサポートしてくれます
シャンパンや白ワインをセレクトされることお勧めです

*必ずご予約をお願いします お電話お待ちしております

片岡

2010年7月15日木曜日

夏本番を迎えて

”暑中お見舞い申し上げます”
厳しい陽射しで疲れた心と体にお勧め サンク・アロマ夏のお料理のお披露目です
まずは
”トビウオと海藻のサラダ 
新生姜風味”

テーブルの上に一瞬にして漂う爽やかな生姜の香り
暑い日の記憶を消し去るように このお皿にはただひとつ”涼”の文字が浮かんできます

繊細な身質と味わいのトビウオはこの夏が旬!
様々な色合いの海藻に囲まれて 冷えた白ワインを呼び寄せます
女性には嬉しいほどの低カロリーな仕上がり
しかし軽やかにまとめられていながらも ミネラルを豊富に吸収できる1品です

デザートでは
”杏のソテー
杏仁風味のグラス添え”

ソテーされ 更に色濃く光る杏は真っ直ぐな酸味と甘みを帯びて
鮮烈な印象をコースの最後に与えてくれます
一方でアーモンドシロップとフロマージュブランを溶け込ませたグラスが
味わいに優しさと丸みをプラスしながらも フレッシュ感を損なわずに夏の最後を爽やかに締めくくります

(*これは現在のメニューの一例ですので日によって変更する場合もございます)

片岡

2010年5月26日水曜日

鷺沼の山の上には 2



後半お料理に合わせてセレクトしたのは
‘69CH.ベイシュベル 長い年月を経てアルコールも落ち着きボルドーでありながら味わいも色合いも優しく熟成を成し遂げたもの
”折りパイに詰めたフォワグラのポワレ ソースポルト トリュフに絡めたアスパラガス添え”
軽く焼き上げたパイがフォワグラ本来の醍醐味を逃さず且つゆっくりと広がりを持たせてくれます
ここでは主菜を前に負担にならないようボリューム・味わい調整
常にコースですから 季節・天候・お召し上がりになるワインによる仕立てへの配慮はシェフと密に相談しながら行っています
ここで注目して頂きたい食材が到着です
”ニュージーランド産ベビーラムの背肉のロースト シンプルなジュと一緒に”
こちらが今回の主菜へ
丁寧にじっくりとローストされたお肉の一口目はパリパリと音が聞こえてくる程
しかし中はしっとりとそのナチュラルさが伝わってきます 
熟成したワインならではの最後の力がこのお皿との距離を縮めてくれることでしょう
日も長くなってきたことですし この写真を見ながら描いた味のイメージを確かめてみませんか?
もうすぐ記念日を控えた方も多いかと思います
ぜひ大事な方と新たな思い出作りに…

片岡