2013年12月27日金曜日

新年は2日より営業しております

2013年も皆様に支えられ、無事に1年を終えようとしてます。ありがとうございました。

さて新年は2日(木)より5日(日)まで営業

翌週6日(月)から10日(金)までお休を頂きます。

新年、新たな気持ちでより上質なお料理とサービスができますよう心がけてまいります。

レストランで皆様にお会いできますことを楽しみにしています。

2013年12月13日金曜日

クリスマス特別メニューのお知らせ

冷たい風に肩をすくめずにはいられない季節です

まもなく訪れるクリスマス

今年もサンク・アロマでは皆様に楽しく過ごしていただけるよう

特別メニューをご用意いたします

クリスマス特別メニュー

期間  12月21日(土)~12月25日(水)まで
 
ポンテケージョとロースハムのムース
 
 
§
 
ノルウェーサーモンのマリネとそのリエット フィアンティーヌ
 
§
 
フォワグラのフリット、マディラワインソース 
 
カリフラワーと根セロリのピュレと共に
 
§
 
オマール海老と久保ちゃん農園の有機野菜のエチュべ
 
トリュフのア・ラ・クレームソース
 
§
 
北海道えぞ鹿、自家製パンチェッタ巻きのロースト
 
石川小芋のガレットとリンゴのコンフィチュール添え
 
§
 
ガトー・キャラメル ノエルヴァージョン
 
ベラヴェッカのアイスクリーム添え
 
§
 
プティフール
 
コーヒー又は紅茶
 
¥9、000(税別)
 
この期間ランチタイム¥5、000(税別)のノエルランチメニューをご用意しております


慌ただしい時間から離れて ゆっくりと一年を振り返りながら

大事な方とのクリスマスの夜をぜひサンク・アロマでお過ごし下さい

お電話お待ちしております


2013年10月11日金曜日

10th Anniversaire

サンク・アロマ10周年 特別メニュー
    
           
おかげさまでサンク・アロマは来月で10周年を迎えます
 
お客様へ感謝の思いと スタッフ一同からのを込めて
  
 
特別メニューをお届け致します

期間;10月10日(木)~12月15日(日)まで
(お昼・夜共にこちらのコースはご用意できます)

MENU  SPECIAL
お1人様  ¥4、800(税別)



自家製スモークサーモンのロールとパンケーキ

先ずはほんの一口

柔らかなパンケーキとともに

程良く燻されたサーモンがゆっくりと広がります

食前酒をより軽快に感じながら

これから始まるお料理へのご準備を!




うにの冷たいフラン
     久保ちゃん農園の人参のクーリー、青柚子の香りを浮かべて



最近注目されている地産(神奈川)の野菜の美味しさに

驚きを隠せません

ここでは仲町台の久保田農園より収穫された人参と青柚子が

ふくよかなウニのコクを際立たせます

特に青柚子の香りと そのジュレの喉ごしに

秋の温度を心地良く感じることでしょう





フォワグラのソテー、熱々かぼちゃのスフレ マディラソース




まさしくフランス料理を満喫するにふさわしい季節であることを

伝えている一皿です

充分に空気を含んだ卵と合わせているかぼちゃは

想像以上のなめらかな舌触りでふわふわスフレに仕上がりました

フォワグラをしっかりと引き立てながらも

色彩と甘味を魅力とする 秋の名脇役ぶりに ぜひご注目ください






カナダ産オマール海老のグラタン スパイス風味




写真でもお分かり頂けるように”グラタン”の文字からイメージする

濃厚さはありません

限りなく生の状態に近い火入れによる

オマール海老の自然な味わいを堪能できます

スパイスの軽やかな風味と 組み合わされた野菜の存在は

主役の余韻をより一層引き伸ばしてくれるはずです





仔牛とヨーロッパ産きのこのパイ包み トリュフの香りを詰め込んで



パイ包み焼きでのお楽しみと言えば

最初にナイフを入れた瞬間に組み込まれた食材とのファーストタッチ!

コンソメベースで煮込まれた柔らかなホホ肉が

ふくよかに数種のきのこの香りと味わいを纏い登場します

特にトリュフはより強く香り

いつまでもそばを離れることなく赤ワインを引き寄せます







杉田農園 山栗のモンブラン アルマニャックのサヴァイヨンと共に



山栗は宮前区にあります杉田農園より収穫されたものを!

シェフが最高のマリアージュ(相性)と称する

栗とアルマニャック(ブランデー)がコースの締めを担います

写真では伝わりにくいエアリー感に落ち着きを感じつつ

秘められた香りと酸味のバランスにコースの最後の最後まで

本当に驚かされます




<秋の味覚たっぷりのコースとなりました ぜひお楽しみください>
<こちらのコースをご希望の方はご予約の際に”10周年特別メニュー”とお伝えください>

     2003年のオープンから10年

     これからも季節を感じながら食材と接しつつ

     皆様へ喜びと思い出深い時間をご提供できるレストランを目指し邁進してまいります

     何卒 ご愛顧の程を宜しくお願い致します

                                         オーナー 片岡 宏明
 


2013年8月4日日曜日

夏季休業のお知らせ

8月19日(月)~8月23日(金)まで夏季休業となります

お盆期間中は営業致します

尚、この期間姉妹店のラ・ターシュ・ド・ルージュは

定休日の月曜を除いて通常通り営業しておりますので

お問い合わせ下さい

2013年7月4日木曜日

サンク・アロマ最新メニュー

厳しい暑さが本番を迎えようとしています

皆様に元気に乗り切って頂く為のお料理を今年もご用意しました

ディナーコース3種の中から特におススメのものを

ピックアップしてご紹介しましょう


横浜・久保田農園の夏野菜のラタトゥイユとポーチ・ド・エッグ

                          自家製ベーコン添え


夏の暑さに比例して日に日に美味しさを増す野菜達

(ナス・ズッキーニ・トマトetc)

それらを一度に楽しめるのはやはり

ラタトゥイユしかありません

柔らかく甘味を凝縮させ、個々の旨味が充分に引き出された

野菜をベーコンが香り豊かにまとめています

ペコロスの大胆な存在に驚かれるでしょうが

時には食感のアクセントも必要かと

ちなみにこちらはアミューズポーションです

プリフィクスコースの前菜ではたっぷりお野菜を満喫できるようご用意しています

食事のスタートにシャンパンでも白ワインでもなく

こちらに合わせてシェリーというのも なかなかオツなものです



京都産・岩ガキのゼリー仕立て、根セロリのクリームと共に




まるで波の音が聞こえてくるような

この岩ガキの風貌に圧倒されます


他の産地と比べて特にミネラル分が豊富な

京都産は塩分を強く感じられるため

コンソメジュレと合わせる貝のジュレは

濃度を慎重に調節しています




ゆっくりとカキのジュースの中で

限りなく生に近い状態に火入れされた主役を、その下に隠された根セロリのクリームが

磯の香りを消すことなく大きく包みます

これだけ肉厚ながら清涼感に溢れた前菜を

きめ細かな泡立ちのシャンパンとぜひご賞味いただきたいものです


オマール海老とリー・ド・ヴォーのフリカッセ

            パートフィロ包み、トリュフソース



福袋は年始だけのものではないようです

巾着状の香ばしいパートフィロ包みを開けば

絶大なる人気を誇る2大食材

”オマール海老”

”リー・ド・ヴォー”(仔牛の胸腺肉)が登場します

決して強くなりすぎることのないように

軽快に仕上げたトリュフソースは泡/淡く

一層食材が芳醇に感じます




食感の違いのペコロスや

トリュフとの香りの相性抜群の枝豆が

所々で楽しさをプラスするあたりも注目してください

「これだけの要素を閉じ込めながらの仕立てにはきっちりとした火入れの時間と温度が重要!」

とシェフ

お楽しみが満載のこのひと袋

温かいお料理は温かいうちに・・・と思う心とはうらはらに

じっくりといつまでも味わっていたい気持ちになるかもしれません


フォワグラのソテーと自家製ブリオッシュのパンプディング
 
                      マデラワインソース


一見控え目なカップの中のフォワグラ料理

この中には贅沢な味わいが

ひしめきあっています

香ばしい焼き色のフォワグラ

柔らかく丸みある食感のプディング

深みを与えるマデラソース

その後を追いかける穏やかな生姜の風味

コンパクトに一皿がまとまり一体感があります



この大きさのフォワグラへの火入れには余熱も計算されてのことだとか

かなり絶妙なところですので注目ポイントです

スプーン一口一口にそれらが同時に広がるせいか

口に運ぶインターバルは気が付けば長くなっているような・・・

自然な流れとして やはりここには赤ワインが側にいれば

更に心地よい余韻をお楽しみいただけるかと思います


仏・ヴァンデ産 ウズラのファルス詰めロースト

                 軽いフォワグラのソース






せっかくだから 

日頃お目にかからないものを・・・・

フランス料理店ではよく耳にするコメント

でもあり 自身も時折望んでいます

それでは今年の夏は

”ウズラ”などいかがでしょう






フランス中西部 大西洋に面した場所で育ったこのウズラは

小ぶりな体格ですが その中には黒胡椒の風味を加えた

とうもろこし・枝豆・鶏のミンチを隙間なく詰め、艶やかにローストされています

この写真からは想像つかないほどに爽やかな色合いが夏気分を高めてくれるでしょう

フォワグラをソースに加えますが 軽さを意識しつつ分離せぬよう慎重に仕上げ

ウズラのあっさりした味わいと 中のとうもろこしの甘さをサポートします

付け合せに違うタイプのとうもろこしも楽しめるメインは

赤に限らず コクのある白ワインを選んでみるのも良いでしょう


カシスのムース入りイチジクのコンポート
             オレンジのスムージーと共に





ようやく市場に

イチジクの姿が見え始めました

オレンジ・ドライアプリコット・ヴァニラの中で

軽く煮込まれ 優しく柔らかくなっています

その煮汁も合わせた

ビタミンカラーのスムージーが

喉を潤しながら暑さに疲れた身体を

癒してくれます

イチジクの中のカシスのムースは

甘味と酸味が強調されて

しっかりとこのお皿のまとめや役となっています

イチジクとの相性の良いものを組み合わせて カクテル気分で味わえるデザートです

食後酒代わりにいかがでしょう


 

*それぞれのお料理はお選び頂くコースによりますので了承ください*








2013年4月5日金曜日

サンクアロマ最新メニュー

なかなかお天気が安定しない今年の春

サンクアロマのお料理の中には春を満喫できる食材が登場しています

冷前菜

”飛魚のタルタル 生姜風味 自家製岩のりのパンのトースト添え”



数種の食材が組み込まれていますが

いたってまとまりある優しい味わいです

カブやプチベール・クラゲなど

様々に訪れる歯ごたえが 遅すぎた春を

今ここで楽しませてくれます

なかでも主役の飛魚は

生姜の風味を受け入れつつ 

その他の野菜との関係を保っているようです

不思議と陸の野菜に囲まれながらも 

付け合せの岩のり風味のパンと合わせると

飛魚がより活き活きと感じられるのは気のせいでしょうか

このお皿にはシャンパンや白ワインよりも

控え目で爽やかなスパークリングワインの方が良い相性かもしれません




冷前菜

”仏産 ホワイトアスパラガスのムース 
                       ウニとコンソメジュレ”



毎年 この時期限定・サンクアロマのスペシャリテとなる

ホワイトアスパラガスのムースが登場です

なめらかなムースの中に 

今年は所々に細かなアスパラの食感も加えました

じっくり丁寧に旨みを凝縮させたコンソメジュレにより

そのムースの味わいが膨らみ 

ウニの重厚感が増しています

このお料理のコンセプトは

飛魚のタルタルとは逆に シンプルな色合いながらも

小さなグラスの中での三一体


アスパラ自体 茹でたり焼いたりはもちろん美味ですが

この仕立てでフランス料理ならではの食材が秘めた複雑性ある広がりを ぜひ堪能してください


温前菜

”フォワグラのポワレ 人参のピューレ添え ポルト酒ソース”




農家の方曰く

「春の訪れが遅かったために

お野菜 特に根菜は十分に大地の栄養を

ゆっくりと吸収して甘味が増した」

確かに色・味・香り全てが違っているようです

フレンチの王道フォワグラの味わいは

不動の地位ではありますが 

より豊かに感じるには

その火入れと付け合せにかかってきます

ワインとの相性もさることながら 食材間のつながりもここでは楽しんでいただけると思います


魚料理

”海老のムースを包んだ連子鯛のヴァプール 菜の花のソース”



真っ白なお皿に目を奪われるほどに鮮やかな連子鯛




この色をポワレにして変えてしまうのは

やはり惜しいかと

旬の鯛の味わいと香りも

海老のムースを挟んで より高めつつ

柔らかく蒸した仕立てでのご用意です

お魚に相性の良い白ワインやヴェルモット

(果実酒)を加えた春菊のソースは

濃度はありながらもしつこさを全く感じず 

爽やかさのみ


ただ ただ連子鯛の色合いと味わいの引き立て役に徹しています

柔らかな魚とは対照的な食感の付け合せ(数種の春野菜)も自然の息吹を感じさせ

穏やかなシェフならではの優しいひと皿となりました


肉料理

”オーストラリア産 ソルトブッシュラムのロースト バジル風味”






あまり耳にすることのないこの羊

オーストラリアで土壌の塩分除去の目的で

植樹された「ソルトブッシュ」

その葉を食べて育った希少なラム肉です

確かに通常扱うものとは違う点が

見受けられます

風味・色合い・身質・食感




先ずこの焼き上がりの香りをここでお届けできないことはとても残念ですね(ぜひお店で)

羊の味わいはよりしっかり、シャープに感じることができます

爽やかなバジルの風味はソースだけではなく

お肉自体にも塗ることによってその香りを馴染ませています

最後の一口が終わった瞬間 

ラム肉を食した満足感も今までとは違う点に加えたくなるかもしれません



デセール

”苺のミルフィーユとマルブレのアイス”



ここまでコースを進めてきての最後のひと皿

できるだけ優しく軽やかにお楽しみ頂きます



高く積み上げられていますが

ナイフの通りも良いほどに

パイ生地はさっくりと焼き上げました

中のクリームも苺の甘味と酸味を

消してしまわない程度に



バニラアイスをベースに苺とフランボワーズのピューレを組み込んだ

マルブレ(=マーブル)アイスがお肉のあとには癒しとなります



刻々と季節は移り 入荷する食材も変わっていきますので

今回のこのお料理は一例としてご理解ください

気になるお料理はご予約の際にお尋ねください

片岡






 








2013年1月31日木曜日

季節を楽しみながら・・・No.2

サンク・アロマの最新メニューをご案内しています

今回は主菜&デザート編

”オマール海老と空豆のガレット”


深く艶やかな緑の空豆がオマールの赤い色に映え 

春が近いことを教えてくれます

共に力強い個性の食材ですがガレットの中では一体感を持って

お互いの味わいを高めあっています

ここではオマール海老の様々な食感が楽しめることも

お伝えしておきましょう


2つの食材に加え 海老の風味が凝縮されたアメリケーヌソース

それを包み込むワインの候補は熟成したロワールの白

もしくは熟成にはまだまだ余裕を持ちながらも

綺麗な丸みを帯びたブルゴーニュのシャルドネなどがよろしいのでは?


”イベリコ豚のロースト トリュフソース 里芋のグラタンと季節野菜添え”

ブランド豚の中でも美味なる肉質として名高いイベリコを満喫していただくお皿です


ゆっくり時間をかけて焼き上げていますから

その旨みはほんの少しも逃さず閉じ込められ

柔らかな食感でありながら噛む毎にトリュフとお肉の香りと味わいが広が

ります


艶やかなソースに品の良い食材の香りとなれば

クリアで優しい甘味を含むブルゴーニュのピノ・ノワールで

お楽しみ頂きたいですね




”チョコレートのタルトとカルダモンのソルベ 金柑の香りで”



タルトにナイフを入れたその瞬間に誰もが驚く事でしょう

とろ~りチョコレートが・・・・!

大人のダークなチョコレートの深みと対照的な金柑の甘味と苦味

口安めのソルベは忘れずに合間に組み込んで下さい

黄金色のソーテルヌを合わせていただけるよう

ご用意しなければいけませんね

もちろんエスプレッソとこのお皿の組み合わせも十分コースの締めくくりには最適です









2013年1月30日水曜日

季節を楽しみながら・・・No.1

新しい年がスタートし 少しずつ普段の生活のリズムを取り戻しつつある今日この頃

また一年季節の流れを感じつつ 日本特有の春夏秋冬をサンク・アロマのお料理で

お楽しみいただければと思います

現在登場するお料理はは冷たい空気だからこそ実感できる食材と

その先に待つ春を思わせる食材との融合です


”寒ブリのスモーク 大根のキャラメリゼ・トマト・オレンジピールのサラダ添え”



ブリと大根の最高の組み合わせがフレンチスタイルとなるとまた

楽しいもの

この厚みに圧倒されながらも 強すぎることのないスモークとギリ

ギリまで抑えられた塩味により

脂ののった旬のブリを充分に堪能できます


甘味際立つ大根と酸味を程よく感じさせるトマトがアクセントですが

オレンジピールはそれらとブリをそっと繋ぐ役割を果たしているようです


”カキの自家製ベーコン巻きフリット 春菊のクーリと”




この組み合わせをイメージするのは難しいかもしれませんが


カキは決してベーコンに負けることなく自身の旨みを主張します

さっくりと音を立てる薄い衣はこのお皿が終了するまでキープされ

合間に香る春菊が飽きることなく進めるための

重要な存在となっています



もう一杯スパークリングをオーダーしたくなるかもしれない悩ましいお皿です

こちらの前菜以外にもいろいろご用意しておりますので、ぜひお楽しみにご来店ください

次回は主菜をご紹介いたします

サンク・アロマ 片岡