

たまプラからも鷺沼からもあの坂を登ったら見えてくるガラス張りのお店
今の時期”何が食べたい?”この質問に答えが見つからない時にはすぐお電話を
6月を目の前にシェフの仕立てたある夜のコース
蒸し暑さをもかき消すほどのソーヴィニヨン・ブランでまずは
"フルーツトマトのムースと飛び魚のマリネ インゲンのサラダ仕立て”
光りものと一瞬戸惑うことなかれ いっさい癖を感じさせずしっとりとした食感に〆ています
口どけ良く余韻を柔らかく残すムースとコンソメジュレが飛び魚を更に引き立てます
ワインの温度も少し高くなり 92年バロン・ド・エルらしくコクが見えるころ
テーブルには”仏産エスカルゴのパルマンティエ にんにく・パセリ風味”
きめ細かなジャガイモの上に枝豆の緑と共に色彩良く並べられている
こんなにも上品な仕立てのエスカルゴはなかなか巡り合えないはず
クリアなソースが料理・パン・ワインの順で気持ちを導く事でしょう
そろそろ辺りも暗くなる頃
赤ワインが抜栓されたところで後半は次回で…
片岡