2011年3月31日木曜日

たまプラの桜が咲き始めました!



鹿児島産赤ハタのポワレ
 浅蜊のジュとそら豆のソース

トリュフの余韻がまだ残る中で
香ばしいハタと青野菜の香りが別のステージへいざなってくれます
この身の厚さにも関わらず きめ細かな繊維がふっくらと焼き上げらています
クリアな浅蜊のソースの中にそら豆の味わいが綺麗に溶け込み
その程よい塩加減でお皿の上の主役 ハタ・そら豆の存在感がはっきりと現れています







カナダ産仔牛のロース肉のロースト モリ―ユ茸のソース
今回のメインディシュは季節に相応しい桜色の焼き上がり
目にした瞬間 表面に光る脂分 
いいえきっとこれは旨味分と訂正すべきでしょう
他のいろいろなお肉に比べて 最初の一口目はとても優しく
噛めば噛むほど本来の味わいを発揮していきます
引き立て役は春物の薄手のコートのように身にまとった焼き目
のんびりとした味わいが広がるモリ―ユ茸
どことなくこのお皿には
春の光を受けながらのどかな田舎町をのんびり歩く牛たちの光景が・・・
そんなイメージをしすぎてしまうほどの力があるようです


片岡

たまプラの桜が咲き始めました!


苺のティラミス
 サンク・アロマ風

幼い頃ケーキの上の苺の数を気にしながらナイフを入れる場所を迷った経験ありませんでした?
赤く色付いた苺はいつでも主役
グラスの中でマスカルポーネクリームに包まれて
どうぞ1人占めしてください
フレッシュなそのものの味わいは1つだけでありません
種類・形・温度を変えて苺を満喫できるよう仕立てました
コースの最後にこちらを楽しんだなら 帰り道の桜の色もより一層暖かく感じるはずです

片岡

2011年1月25日火曜日

サンク アロマ冬のメニュー

そう言えば今シーズンはジヴィエをまだ食していない…”
とお考えの方にお勧めです
2/7(月)まで冬のメニューとしましてメインディッシュにジヴィエを組み込んでご用意しております

   フォワグラのメダイヨン、自家製ブリオッシュと共に
          
筍と市場からの魚介類、ふきのとうと黒オリーヴのタプナード添え

     あんこう全ての部位を使ったブイヤベース
 
   その時届いた*ジヴィエと仏産冬トリュフのお料理
        (*国産・仏産又は北欧産)

        苺のエクレアと練乳のグラス
 
         プティフール・コーヒー

        お1人様 ¥7,500(税・サ別)


予定としましては 山鳩・山うずら・真鴨など
入荷には限りがございますので予めお電話下さいますようお願いします

写真は山鳩です
柔らかい身質と味わい、クリアなソースの調和がよりワインも楽しませてくれるでしょう

お電話お待ちしております

片岡

2010年12月22日水曜日

ラ・ターシュ・ド・ルージュのクリスマス特別メニュー

既にご予約を頂いている方へ
これから予定を立てようとお考えの方へ
通常ア・ラ・カルトにて営業しているラ・ターシュがこの時期だけにお仕立てする
クリスマス特別メニューの内容をご案内致します

            12/23(木・祝)~12/26(日)まで
                   Menu de Noel

      スペイン産生ハムで巻いたドライフルーツのチーズペースト
   
       ゆり根とポワローネギのムース・ウニ、コンソメジュレがけ

フォワグラの花柄ラヴィオリ仕立て、仏産セップ茸のクリームソース・ポルト酒ソース

     鮮魚のヴァプール、アメリケーヌソース、ズッキーニのヌイユ添え

          国産牛イチボ肉のロースト、トリュフソース

     ショコラとビスキュイのガトー、ジャージー牛乳のグラス・マール風味

                 コーヒー又は紅茶


                 お1人様¥6,500(税別)

23日・26日はまだ若干お席がございますのでお問い合わせください
きっと素敵な夜がお過ごし頂けると思います
お電話お待ちしております

miki

2010年12月9日木曜日

クリスマス特別メニューのご案内

いよいよ冬本番を迎え クリスマスも真近となってまいりました
これから予定を組まれる皆様に サンクアロマの特別メニューの内容をご紹介いたします

     期間:12/23(木・祝)~12/26(日)まで         
          鴨の生ハムと自家製ピクルス

       京人参のムースとウニ、コンソメジュレ

  フレッシュフォワグラのソテー、マデラソース、トリュフ風味
                  百合根のクルスティヤンと共に

     オマール海老のムニエル、アメリケーヌソース

     仏産うずらのパイ包焼き、フォワグラのソース

      マカロンショコラ、フランボワーズ風味
                  2010ノエルヴァージョン

           プティフールとコーヒー

                
           お1人様 ¥9,000(税・サ別)              
               
*ランチタイムは¥5,000(税別)にてご用意しております

ぜひサンクアロマでクリスマスの優雅なディナーをお楽しみください
お電話お待ちしております

片岡

2010年11月27日土曜日

冬のコースでお待ちしております 後半


お待たせしました コースの後半へとまいりましょう
”的鯛のポワレ 焦がしバターソース”
ふっくらと焼き上げられた的鯛が持つ本来の旨みをソースがしっかりと包み
一体感のあるお皿に仕上がっています
ここでお楽しみ頂きたいのはそのソースの中にある不思議な食感の副食材2点
1つは生落花生 どことなく懐かししさを感じさせる香りがふわっと広がります
もうひとつはむかご=零余子と書きますが植物器官の1つです
これを持つ植物は多々あるのですが食材として使うときにはヤマノイモを指すのだとか
生落花生の時とは違う歯ごたえと風味が食べ進める中で興味を持たせてくれます
 

力強さを秘める赤ワインと共に
”北海道産エゾ鹿のロースト 黒胡椒風味 安納芋のクロケット添え”
気温がぐっと下がればジビエの季節
代表格・鹿を組み込んでみました
きめ細かい肉質は噛めば噛むほどに深い味わいを感じさせてくれます
全ては焼き加減のたまもの シェフの長年の経験と思いがそのまま表れているといっても良いでしょう 
またソースの風味やピューレになった人参の甘みはなくてはならない存在
より一層ワインを呼び寄せてしまいます
冬の醍醐味をぜひ味わってみて下さい


少し若目のヴィンテージポートと共に
”焼き上がりたてのマロンパイとチョコレートのアイスクリーム”
温度差のあるデザートはどんなに栗が大きくとも上品な仕上がりに思わず最後まで手を運んでしまうはずです
短すぎた今年の秋の名残が冬服を着込んでの登場は
四季を感じる日本において嬉しい演出
このコースを振り返りながら時間を忘れて味わってみて下さい

間もなく12月 
今年最後の思い出にこちらのコースで大事な方と一年の締めくくりと言うのはいかがでしょう
若干の食材の変更もございますので お電話にてお問い合わせください
お待ちしております

片岡

2010年11月24日水曜日

冬のコースでお待ちしております 前半


徐々に頬に当たる風が厳しさを増してきました
心も体も温まるコースが仕上がっておりますのでご紹介します
まず1品目
"仏産カキとホウレンソウのグラタン"
外の寒さも忘れてしまう程 食欲をそそる焼き色と香り
殻の中にひしめき合うようにふっくらとした仏産のカキ
クリーミーなソースがミネラル分を優しく包み込んでいます
日本のカキと比べると凝縮感のある味わいが
しばらくお口の中に響き 白ワインを引き寄せます

2品目
”白子のフリット、トリュフ風味のヴィネグレット”
柔らかくとろける白子が身にまとう衣は細かな気泡を感じます
上品に且つ食感よく
ミルキーな白子の味わいを香り高くトリュフが後押しする
繊細な口当たりとコンビネーションなだけに
あまり自己主張をしすぎないお相手(ワイン)をセレクトされることをお勧めします

この後に続くお料理にもより興味を抱いていただけるよう
今回は前菜のみと致しましょう

片岡